社会福祉法人 まこと福祉会 倫理綱領
この倫理綱領は、社会福祉法人まこと福祉会の施設の定める諸規定に従い、社会理念に基づいて確固たる倫理観をもって、その専門的役割を自覚し、誠実かつ公正に自らの職務を遂行するために、職員の行動規範の指針を定めるものである。
- 個人の尊厳
職員は、利用者の人としての尊厳を大切にし、利用者の性別・年齢・宗教・家庭状況・能力・障害程度・認識程度あらゆる理由において、差別しません。 - プライバシーの保護
職員は、利用者ひとりひとりのプライバシーを尊重し、個人情報については、その秘密を守り、安心できる生活の提供に努めます。 - 個人の尊重
職員は、利用者の主体性、個性を尊重し、自己選択や自己決定ができるよう工夫し、支援・介護を行います。 - 人権の尊重
職員は、利用者の人権を擁護する者としての自覚を持ち、利用者と常に対等な立場で接するとともに、必要な支援・介護を求められたときは、誠実に対応します。 - 体罰等の禁止
職員は、利用者への体罰(たたく、つねるなど利用者に苦痛が及ぶ行為のすべて)、暴言(命令口調、必要以上の大声、自尊心を傷つける言葉、見下すような態度・言葉)、セクシャルハラスメント、無視(存在を否定する行為・言葉)等あらゆる権利侵害を絶対に行いません。 - 受容と傾聴
職員は、利用者ひとりひとりの意見や要望・苦情を大切に受け止め、その実現と改善に向けて真摯に努力します。 - 社会参加の促進
職員は、利用者の社会参加の機会を広げると共に、地域の人々の理解が得られるように努力します。 - 専門性の向上
職員は、利用者への的確な支援・介護を行うために、専門性の向上と倫理の確立に向けて自己研鑽に励み、利用者が豊かな生活を実感し、充実した人生を送れるよう支援し続けます。